──ガチャ
現れたナルオは、かなり風邪でしんどそう…
「…入って」
「お邪魔します」
先に家に入らせてもらう
「お昼食べた??」
ベッドに潜り込むナルオに、布団をかけた
「ゴホッゴホッ、まだ…」
「お粥、作るな」
「…やや、行かんといて…」
そう言って、うちの腕を掴む
やば…!!
きゅん死にしてまいそうや…!!
「ちょっとだけ、待ってて??
すぐ作ってくるさかい」
「…ん」
寝室を出て、さっさと作る
あんな可愛いナルオ、初めて
今日が、うちの命日になりそうや
「出来たで」
ナルオの前に置くと、口をあーんとしてきた
食べさせろと??
しゃーないな~
「はい、あーん」
パクッと食べる姿は、幼稚園児みたい
ペロリと完食してくれて、薬を飲ませて熱を計った
【37°7】
まだ、かなり高いな…
温くなった冷えピタを張り替えて、トントンと寝かしつける


