ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


「ちょっと俊亮さん??
しんどいんですか??」

頭をフル回転させて、ようやく今の状況を把握する事ができた

「──…好きやねん」

「へっ??」

「お前の事、メッチャ好きやねん…」

──う、そ、やろ…??

俊亮さんが…うちを好き…??

「今、お前が俺の事そんな風に見てへんのはわかっとる
…けど、好きな奴おらんなら付き合って欲しい
付き合って、好きになってくれたら、俺はそれでええから」

そう言って、よりいっそうまわす腕の力を強めた

…どっ、どないしょー…!!

俊亮さんがうちを好き??

まさか、まさか…!!

恐れ多い…!!

「あの…ご冗談とか…」

「ちゃう(即答)」

「はは、ですよねー…」

こんな時に、アホな事聞くんやなかった…

「もしかして…好きな奴、おるんか…??」

──“好きな奴”

脳に過ぎる、ナルオの笑顔…

この瞬間、わかってしまってん

自分の気持ちに