ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


「驪眞」

「はい、って、ふふっ、生クリーム、口元付いてますよ??」

そう言うと、ん、と口元をうちの方へやってきた

どうやら、うちに拭いて欲しいらしい

幼稚園児みたいで、可愛いな~

なんちゅーか、俊亮さんて、すっごい大人びて見えるけど、実は甘えん坊やねんな

可愛い人やわ

なんか、弟みたいな感じ

ティッシュを出して、言われたとおりに拭き、手を戻そうとしたら

──グイッ

自分とは反対に腕を勢いよく引っ張られ、そのまま彼の胸へ

へっ…??
俊亮さん…??

ドクンドクンと聞こえる、基礎正しい鼓動

今の状況に、全くついてけへんねやけど…

何事なん…??