ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


「だって、柊さんの演技がええねんもん」

少し口を尖らせて言う俊亮は、幼子みたいで可愛らしい

相変わらず無表情が多い俊亮さんやけど、ふとした時に見せてくれる色んな表情を見る度、彼が心を開いてくれてること実感する

「そうですよね
良すぎですよね」

「うん
…俺もあんな風になりたい」

へぇ~、そうなんや

「きっと大丈夫です!!
俊亮さんならなれますよ!!」

「腹減った」

──ガクッ

結構ええこと言うたんに、話そらされた…

あれですか??
うちに対する嫌がらせですか、これは…!!

確かにね、お腹減ったけども…!!