次の日、うちは言われた通りに10時に噴水広場に来ていた

少し待っていると、眼鏡姿の俊亮さんが小走りでやってきた

「ごめん」

「いえ、うちもさっき来たばっかですし
おはようございます」

「ん、はよ」

笑顔なうちに対して、相変わらず無表情な彼

そして、俊亮さんの少ない会話にも慣れてきた

「予定、俺が決めてええ??」

「はい、お願いします」

「映画観に行きたいねん」

「いいですよ♪
行きましょう!!」

久しぶりの映画やし、テンション上がるな~♪

何観るんかは、俊亮さんの腕に掛かってるけど…