ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


けど、俊亮さんはんなん気にも止めてへんみたいで

「…明日の10時に駅前の噴水広場集合でええか??」

若干微笑みながら、さっさと明日の予定を決めていく

何で機嫌がええんかはわからんけど、いつも無表情な彼の別の顔が見れて、うちも気分が良くなった

「はい、なんでも♪」

「ん、ほなな」

そう言って、ジーンズのポケットに手を突っ込み帰って行った

「ありがとうございました!!」

少し小さくなった彼の背中にお礼だけ言い、うちも家に入った



何で俊亮さんが、わざわざうちを誘ったんかは、後に知る話

そして彼によって、うちの気持ちも変わることになる──…