ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


――…

昼休み

うちと夏璢は、お弁当を片手に屋上の隅におった

「で、何があったんか言うてみ」

「……俺、あんな返事で良かったんかな…??」

ボーと一点を見つめる、夏璢

やっぱり…
ちひろ告白したんか

「ちひろに告白されて、断った事で??」

「うん…って何で!?」

「アホ~、んなんお見通しじゃ」

「そーかいな…」

「幼なじみ嘗めんなよ~」

「…ごめん…」

珍しく、えらぁ落ち込んでるな

「んー、せやなぁ…
別に言うた気持ちが、アンタのホンマの気持ちなんやったら、断ってよかったと思うで??」

「おまっ、簡単に言うけどな…!!」

「じゃあ、アンタは好きでもないんに付き合うん??
それって、逆にちひろを傷つけるやん」

夏璢、アンタはホンマに昔から優しすぎやわ…