ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


「…家まで送ってく」

うちの返答なんかを無視して、さっさと歩き出す、俊亮さん

「えっ!?
けど、悪いですよっ」

慌てて彼を追う

「実家行くついでやし」

「近いんですか、実家」

「お前ん家の近くの駅から、二駅先」

わぁお、案外近かい

「…じゃあ、お言葉に甘えて…」

「ん」

そっから特に会話もなく、何を話そうか悩んでいると、向こうから会話してきてくれた

「明日、暇??」

「あ、はい
土曜日ですし、暇ですよ」

「…じゃあ、俺に付き合えや」

「はぁ、こんなうちで良ければ…」

まさか遊びの誘いや思とらんかったうちは、曖昧な返事しかできひんかった