そんな時に、またあの男が突然やってきた
うちはいつも通り学校を終え、茉李亜はデートな為、虚しく一人で帰るつもりで校門を出た瞬間
「驪眞」
つい数日前、聞き慣れた声に名前を呼ばれて振り返った
「…よぅ」
「俊亮さん、こないだぶりですね
お仕事か何かですか??」
「明日オフやし、遊びに来た」
あぁ、ナルオにな
「あいにく、ナルオなら昼過ぎに東京行っちゃいましたよ」
最近そんなんばっかでかなり忙しいみたいやけど、体大丈夫なんかな??
…って、またナルオの事考えてるし…!!
「ちゃう!!
…お前に会いたかったから…」
最後の言葉が余りにも声が小さかった為に、うちには“アイツに会いたかった”と聞こえていた
「せやったんですか??」
残念やな…
せっかく来たんに、すれ違いやんかいさ…


