ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


そんな時に、またあの男が突然やってきた

うちはいつも通り学校を終え、茉李亜はデートな為、虚しく一人で帰るつもりで校門を出た瞬間

「驪眞」

つい数日前、聞き慣れた声に名前を呼ばれて振り返った

「…よぅ」

「俊亮さん、こないだぶりですね
お仕事か何かですか??」

「明日オフやし、遊びに来た」

あぁ、ナルオにな

「あいにく、ナルオなら昼過ぎに東京行っちゃいましたよ」

最近そんなんばっかでかなり忙しいみたいやけど、体大丈夫なんかな??

…って、またナルオの事考えてるし…!!

「ちゃう!!
…お前に会いたかったから…」

最後の言葉が余りにも声が小さかった為に、うちには“アイツに会いたかった”と聞こえていた

「せやったんですか??」

残念やな…

せっかく来たんに、すれ違いやんかいさ…