──次の日

ちょうどついさっき、全ての授業が終わり周囲は身支度をしている

うちも夏瑠と喋りながらしていると、廊下がやたら騒がしい

「どないしたんやろ??
誰か怪我したんか??」

「さぁ??」

不思議に思っていると、騒がしさは近づいてきてうちの教室で最上級に

すると

「朝倉さん!!」

顔も名前も知らん子に、名前を呼ばれた

「何??」

「お客さん!!」 

へっ??

「よっ♪!!
いとこのハルが迎えに来たよ♪!!」

「はぁ!?!?!?」

さっきまで女子に埋もれてて見えへんかったけど、俊亮さん…!?!?

「俊、ぐぇは…!!」
 
急に抱きつかれたと思うと耳元でこう囁かれた

“俺に合わせろ
せやなかったら、後で痛い目見んぞ”

暗黒の微笑み付きで…

こうなったら、言うこと聞くしかないな…うん