「なんか、両親が勝手にすいません…」

ホンマ、片親ならまだしも、二人揃って勝手するって…
情けない…

「…ええ親御さんやな」

「へっ??」

「謝んな
俺は大丈夫やから」

そう言うと、俊亮さんや無いみたいにフワッと微笑み、うちの頭をポンポンした

予想外な事が起きて硬直する、うち

「風呂入るし、出ろ」

「えっ、あ、はい、すいません…!!」

うちは急いで脱衣場を出た

…ビックリした~
俊亮さんでも、あんな顔できるんや~
いや~ビックリ~

そんな事を考えながら、トボトボとリビングに戻った