「ほな、お風呂入ってき
ちょうど沸いたとこやさかい」

「ちょ、オカン!!」

勝手に話進めんといて!!

「ええやないの
泊めたらアカン理由なんて、あらへんやろ??」

「うっ…せやけど…」

でも、いちおう俊亮さんにも予定ってもんがあるやんか…

「俊亮くんは、泊まっても大丈夫??」

「大丈夫ですけど…」

響「子供が遠慮すんなや」

裕「せやで、家着たなら遠慮はいらん
ほら驪眞、脱衣場案内したげ
一騎のサラのスエットの下と、Tシャツと一緒にやで」

「…はぁい…」

うちは納得いかん気持ちを抱きながら、それらを持って脱衣場に向かった