「あ、玄関でガヤガヤしてもーてすいません
どうぞ、上がって下さいね」

「…さっきの奴、彼氏け??」

「えっ、あ、違いますよ!!
ただの幼なじみです
しかも、彼女持ちです」

「…お邪魔します」

そう言うと、先に中に入って行ってしまった

なんか、俊亮さんが予想外な質問して来たから、ビックリした…

首を傾げながら、うちも後を追った


「驪眞…!!
誰やねん、この男…!!」

リビングに入るなり、先に帰ってたらしいオトンが、真っ青な顔をして怒鳴りつけてきた

はい、男子連れてきたらこうなるんが、我が家のお決まり

毎度毎度、五月蝿いねんっ…!!