それを見たみんなが、うちらを茶化す
裕「ヒューヒュー
お熱いことで♪(笑)」
胡「うらやましいわ~」
ゆ「ラブラブ~♪」
筴「見せつけんなや~」
俊「ずっこ~」
みんながそう言うから、恥ずかしくなって、逃げるように出てきた
それから、車で数十分で自宅に到着
「ただいま~
あ~、疲れた~」
バタンと亜美をベッドに寝かせると、しゅばも横になった
うちも、その隣に座った
「今日、黙って行ったりして、ごめんな??
亜美に、パパはこんなに皆から愛されてんねんで、って教えたかってん」
「そっか
んなん、かまへんけどな」
「コンサート、行けて良かった
ファンの子、ええ子やな」
みんなしてホンマ、ええ子ばっかやってん
「うん、俺もそぅ思うわ」
「隣のファンの子とか、“先にどうぞ”って帰るん優先させてくれてな
ホンマ、次会ったときは、名前聞こ思て!!」
「えぇ~、また来るん??」
しゅばが口を尖らせてる理由が、うちにはわからんくて
「何で??アカン??」
今日の勝手な行動に、怒ってんのかなと思った


