ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


「どないしたら信じてくれんねん!!」

“どないしたら”って言うたら、“あれ”しかあらへんやろ

あれちゆーんは、素直に“愛の告白”言うしかないやんなぁ??

しゅばも同じ事思たみたいで、目と目があった

けど、夫婦喧嘩に子供が口挟んだら、やいやい言われっからあえて黙っとく

オカンの膝に居った亜美を抱きかかえて

「オカン、コンビニ行ってくんな
二人でゆっくり話し合い」

一応、話しやすい環境だけ整えて、しゅばと家を後にした

「お父さん、かなり疑われてて、参ったって感じやなぁ」

「うん」

「浮気って、せぇへんくても、あんだけ疑われるんや…」

ブルブルと身震いする、しゅば

「まぁな、オトンは昔から、かなりオカンの事好きやし、オカン本人もそれに安心してたんや思うわ
やから、いっつもやいやい言いながらも、仲良えんや思うで
けど今回の件で、その安心が不安に変わってもぅて、あんだけ疑ってまうんちゃうかな」

「なんや小難しく言うし、よぅわからん…」

「アホ」

「ふはっ、アホ言うな
けど、大丈夫やろ??」

「当たり前
今頃二人でいちゃついてるんちゃう??」

ふふっと二人で笑いあった