不器用恋愛





昔から父の影響で
野球というスポーツを
とても身近に感じていた。


初めてバットを持ったのは
3歳というくらいだ。


しかも右投げ左打ち。



父は3つ年上の兄より
あたしにセンスがあると思い込み
喜んであたしに野球を教えた。




抵抗は全くなかった。



近所の同級生の友達は
男の子ばかりだったから


遊んでいくうちに
どんどん男らしさが身についた。




小学校はとても小規模な学校で
4年生になって唯一の少年団である
ソフトボールに入団した。


すごく楽しくて
毎日毎日、笑ってボールを追いかけた。





でも




5年生になったある日から

あたしはイジメをうけるようになった。




幼なじみの男の子と
ケンカしたことがキッカケだった。



あたしは耐え切れずに
6年生になったと同時に
ソフトボールを辞めた。




それから"野球"が怖くなった。