愛してると言って。




――ガララッ…

ドアを開け、部屋の中を見渡す。

神崎先生、いないのかな?

「先生ー?神崎先生ー?」


…………。


いないのか。

まぁ、いいや。

ベット借りとこ。


あたしは、風になびくカーテンをシャッと開けた。


「眠…い。」

あくびが出る。

ふぅー…やっと寝れる。


あたしはベットの方へ足を運んだ。



その時、誰かの寝息が聞こえた。


「……ん…。」


……………!?!?



誰か寝てる!?



あたしは恐る恐るベットを覗く。