--AIRISU--

海李side


そう…俺は透視能力を持っている。
この力はきっと父さんから受け継いだもの


なんで俺…今日会ったばかりのきいらに話してるんだろ…

もしかしたらきいらは俺のこと
嫌になったんじゃないか?
自分の考えてることがわかるなんて、
たまったもんじゃないだろう…

なんて不安に思っていたとき

なんときいらは

「ほんとにそんなことあるんだ…














私以外に能力を持っている人がいたなんて…」