菜穂とゆいはお互い知っていたからなんだかよくわからないけど、「いえーい」と言いながらハイタッチ?をした。 「潤、知らないの?」 「この学年の先生?」 「ううん、二年生」 二年生か… あたしあんまり二年生と関わりがないからな…… 「わからん」 「潤は男に興味ないんだよ」 「あたし男興味ないよ?」 ゆいは自分を指差す。 「………さぁてやるか潤」 「あ、うん」 ゆいのKY(空気読めない)発言に菜穂は冷たい視線をゆいに送るとゆいを無視して実験の続きをはじめた。