【短編】彼女の瞳に映る世界


僕が気付いた事。

町田さんは竹本君が関係すると瞳が変わる。

キラキラと輝きを増すのだ。

今もそう。

携帯を見る瞳がキラキラ光っているし、顔も少しにやけている。

言うなれば、彼女の世界は竹本君で成り立っている。

登下校も一緒。

お昼も一緒。

委員会も一緒。

正直、いくら幼馴染みといえども依存し過ぎではないかと思う程。

だから彼女は周りをあまり気にしない。

言い方を変えれれば、竹本君以外はどうでもいいのだ。

もちろん僕の事も。