最後まで愛して




あたしにはそんな思い出すらない。



いつも独りだった。



相談する人もいなくて、全てを一人で抱えてきた。



あたしにはそれが当たり前になっていた。




友達なんて出来たことがないあたしは、もちろん学校でもいつも独りだった。