最後まで愛して





『あ……』




そこに立っていたのは、あの日のあの人だった…。





「また、会ったな」




そう言ってあたしの隣まで歩いてくると足を止め、あたしの横に腰を下ろした。





「サボりか」




『はい』




でも、あなたもサボりでしょ?