「あかり~学校へ行く準備しなさいよ~」 「は~い!!」 朝から大きな声で私の名前を呼ぶお母さんの声。 ネクタイに手をかけ身なりを整える。 朝日がまぶしい春の日。 桜の花びらが舞い落ちて、私は新しい学校へと期待に胸を膨らませ、かけあしで家を出た。 高校2年生になり転校した私は新しい学校へ、登校することになった。 『この学校でもうまくいきますように・・・。』