「いたっ!」



痛みに顔を歪める理沙。


いつのまにか、掴む力が強くなってったみたいだ。



「わ、悪いっ」



俺は手を離し、荷物をまとめると、ドアを開けた。


「じゃあ・・・俺行くわ」



そこで帰り際に見た彼女の顔は・・・・・・