子供たちよりも私が登園拒否しそうなくらい、気が重かった。



梢ちゃんママに会ったらどうしよう!?


私はビクビクしながら、子供二人を引き連れて、幼稚園に向かう。



「おはよう~岳君魁君ママ」


「!?」


最近、働き出して、祖母に子供の送り迎えをしてもらって、園には顔を見せなくなった透君ママが久しぶりに透君を送迎、私たちに挨拶して来た。



「おはよ~透君ママ」



あれから良からぬ噂が園には流れているけど。



透君ママは知ってるのかな!?