「美味そうなモノ…食べてるね~」



「・・・」



俺のバスローブに身を包み、出て来たあおい。



俺のルームサービスで頼んだサンドイッチをつまみ食い、ついでにビールまで飲みやがった。



「あおい!!?」


「何?捺・・・」


「俺のビール・・・」
俺は恨めしそうに、あおいを見つめる。



「ゴメン…ゴメン…これ捺のだったね~」


「分かってて飲んだだろ??」


舌を軽く出して、変な笑いで誤魔化すあおい。