《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*

ドキドキ・・・


捺には申し訳ないけど、苦しいくらい心臓が早鐘を打ち鳴らす。



早く…哲さん…帰って来て!!!
哲さんーーー・・・


私は心の中で哲さんの名前を叫び続ける。


周りにはたくさんの人たちが居るけど…仕切られたテーブルの空間が二人の世界を演出する。


この閉塞感からともかく逃れたい・・・


「ボ、ボ、ボトル入れたいんだけど・・・」


話をそらそうと私はテーブルに置かれたメニュー表を見る。



「ありがとう~留奈さん」


「おススメは?」



「ピンドンのプラチナがいいかな~」



「いいけど・・・」


「マジで??」
佐久間君が念を押す。


「うん」