《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*

「おい?魁のヤツ…彼女居たのか?留奈お前…知ってたか?」



「全然…初耳よ」



「お前にも言ってないのか?」




「うん」



私は二人から預かった筒を手提げカバンに入れた。



「しかし、生意気だな~あいつら…。一人で育ったみたいな態度がムカつく…親に対して感謝がない」




幼稚園の卒園式で言っていた感謝の言葉が懐かしい。



「たくっ」



ブツブツと小言と言いながら、私たちは門の外へと出て行く。