そして、捺は私の耳元で囁いた。



「愛してる・・・」


「////」


私の頬は急激に紅く染まる。
鼓動も不規則に高鳴ってゆく。



ギャラリーが大勢居る場所で、囁く言葉じゃあないよ~

捺、反則だ・・・



捺は頬を染める私の見つめ、唇の端を意地悪く上げて静に笑っていた。



最初、会った時の悪魔な捺と重なる。