身体を一つにして、唇を交わした。



いつまでも…恋人のような夫婦で居たい。



そんな捺の考えに私も同調した。



ママになっても捺には女として見てもらいたい。


私も捺にはパパになっても男でいてもらいたい。



互いの熱い身体に溶けてしまうような感覚が電流のように背筋に走り抜ける。



息を乱し合い、離れた唇を寄せ合って…



波打つ心地のいい気分に暫く、身を預けた。



夢のようだけど、この身体の汗と乱れた息遣い、温もりはリアルだった。