「では、奥様にはこの書類のコピーをお願いしましょ~」



設楽さんが『奥様』と呼ぶトーンは昔と変らずエロい。



未だに独身だけど…


設楽さんは結婚しないのかな!?



私は設楽さんに奥の小部屋に案内された。



「コピー機の使い方は分かったますよね…奥様」



「あ、はい…」



唯の書類のコピーだけど、与えられた仕事はキチンとこなさないと。



「3部ずつお願いします」



設楽さんは手に持っていた書類を私に渡す。