A☆New☆彡Holiday!!

舞花が行っている実習は、正式名称を
『社会福祉援助技術現場実習』と言い、

大学で学んだ基礎知識や論理・技術が体験の場で
どのように活かされているのかを直に見る大切な
機会でもある。

今後の社会福祉の職業を目指すための
方向性を照らし、職業人としてどうあるかという
基本的な態度を身につける大切な場なのである。

もちろん、ただ1ヶ月間その場にいるだけの
実習とならないよう、施設の見学や
オリエンテーションなどの機会を事前に持つことで
受動的ではなく能動的なものとして
行うことが出来るのである。

また、それだけではなくそこに至るまでには
目標や事前課題などクリアしなくてはいけない
数多くの難題が立ちはだかっていたのだ。

「課題、辛かったでしょ?」

提出課題を門崎がチェックしながら同情気味に
声を掛けた。