「無理すんなよ。
お前、体力ないんだから。」

「もう、心配性だよ。海智。」

「ホントに海智は舞花が可愛くて
しょうがないのね。」

3人は顔を見合わせて笑ったが、
その様子を面白くなさそうに見ていた
人物が一人厨房にいた。

「あぁコキ使ってんのは俺だ。
シフト組んでんのも俺だ!

何か文句あんのか?」

「今日の朝陽さん、荒れてんなぁ・・・。」

厨房サポートに入ったすーが本日の
当たられ役であった。

「何か言ったか、すー?

口じゃなくて、さっさと手を動かせ!!
皿が出てねぇじゃねぇか!!」