A☆New☆彡Holiday!!

そんなことを考えたけど、不毛だと
思い直し、慌てて打ち消して
ベッドから降りた。

「いただきます。」

満面の笑みでドルチェを見つめ
食べ始めた。

舞花が食べ出す姿を朝陽は側でじっと
見つめるのではなく、ベランダで一服
しながらなんとなく見ていた。

朝陽は自問自答していた。
どうして舞花に自分は執着しているの
だろうか。

美人なだけの女の子なら周りには困らない程にいる。
勿論、性欲を満たすだけの相手にだって
困らない。むしろ寄って来るほどだ。