A☆New☆彡Holiday!!

朝陽は軽く笑って、舞花の洋服を
脱がせた。

「なんていうか、この鎖骨と柔らかくて
滑らかな肌は若さだな。」

厭らしく朝陽は舞花の身体を指で辿った。

「鎖骨に…年齢なんて、関係ナイです!!」

そう言って朝陽の手を避けようともがいたが
そんなことが出来る筈もなく、どんどん
波のようにくる快楽へ呑まれていった。


あまりにも自分の身体を知り尽くして
いるかのように扱う朝陽に対し、舞花は
嫉妬心で一杯だった

(慣れてるのは、気持ちイイけど、
セツナイ…。)

そんなことを考えていると大学で習った
ひとつの言葉を思い出した。

『アンビバレント』とう言葉がある。

それは、『相反する感情を
同時に抱くこと』という意味を持ち
家族介護者なんかが抱く葛藤の気持ちを
説明したり、理解したりする際に
用いられる言葉であった。

舞花は身をもって経験していた。