A☆New☆彡Holiday!!

舞花はタイムカードを押して着替え
カウンターに座った。

「お疲れマサシ。」

すーさんがおしぼりを出してくれた。
店は月曜とあって大分空いていた。

「賄いできたぞ。」

珍しく朝陽がカウンターまで運んできてくれた。

賄いの中身を覗くと舞花の大好きな
ロールキャベツにチーズが降りかかっていて
とろ~り溶けたていた。

「美味しそう。」

「あれ~、朝陽さん。
なんか今日の賄い凝ってない?

なんか、マサシ良いなぁ…。」

すーさんが舞花の賄いを覗きこんだ。

「今日は、時間があったから作ったんだ。
すー、お前の分もあるよ。」

「すーさん。一口食べますか?」

物欲しそうに舞花の賄いを見つめる
すーさんにそう声を掛けずにいられなかった。