「おい、大丈夫か…。」

酔っているところに、激しく抱かれた事もあり
舞花は疲労で動けなくなっていた。

「ダメ…、です。
なんで私、同意しちゃったんでしょ…?」

舞花は先程よりも冷静になった頭で朝陽に訊ねた。

「それは、酔ってたからだろ。
まぁ美味しく頂いちまったモンは返せないからな~。」

っとまた朝陽はワルそうな顔で笑った。

「もしかして、フクテン。
ここまでの流れ、計算してたりしました??」

じとっと疑いの眼差しで舞花は朝陽に訊ねると

「当然!!
…まぁでも勝算は8割くらいだったけどな…。」

(この、オニ…。)

清々しい顔で話す朝陽に舞花は殺意すら覚えた。