A☆New☆彡Holiday!!

舞花は多少はましになったが、
思考回路がうまく回らない頭で
少し考えた。

そして出した結論を口にした。

「ひとりで泊まるのは嫌です…。
でも、ふたりなら…。」

朝陽は狙い通りと言わんばかりに
一瞬だけ、顔の筋肉を緩めたが

次の瞬間には表情は戻っていた。

「最後にひとつだけ聞くぞ。

俺と同じ部屋で良いんだな?」

舞花はこくりと頷いた。