A☆New☆彡Holiday!!

「あら、タクシー来ちゃった。
もう、部屋取っちゃったんだから
使いなさい。

どうせ明日も日曜日でしょ。

おばぁちゃん、忙しいから。
じゃあね。舞花さん。また会いましょう。」

朝子は無理やり何かの鍵を朝陽に
押し付け慌しく帰っていった。

状況が飲み込めない舞花が朝陽に
どうしたのか尋ねると、

「ばぁちゃんからここのホテルの
鍵もらちまった…。

でも部屋がダブルなんだよな。
ツインなら良いかとも思ったん
だけど…。

舞花、もう具合は大丈夫なんだろ?
勿体ないし、ひとりで泊まるか?」

朝陽は舞花の顔を覗き込むようにして
聞いてきた。