A☆New☆彡Holiday!!

(オトナの男性ってあんなに女の子を
お姫様みたいに扱ってくれるの…?

羨ましいなぁ…。)

「じゃぁ、またね。

舞花ちゃんがいない間に
赤外線しといたから
そのうちメール頂戴ね。」

と言って、花菜と陽希は仲睦まじく帰っていった。

そして、朝陽はどこに
行ったんだろうと探してみると

ラウンジの出口にいる姿を発見した。
何やら朝子と話し込んでいる
様子だった。

「ねぇ。本当に飲ませすぎちゃった
私が悪いんだからちゃんと
休ませてあげて。

こんなことが元であんたたちが別れたら
おばぁちゃん、死んでも死に切れない。

冥土の土産にあんた達3人のひ孫は
見せてもらうって決めてんだから。

有難く受け取って頂戴。」

何やら押し問答をしている様子だった。

「ばぁちゃん。俺ちゃんと自宅まで
送って行くから大丈夫だよ。」

朝陽は朝子の申し出を断っている様子だった。