A☆New☆彡Holiday!!

そんな激しいキスの後にどうやって
ラウンジまで戻ったかなんて分からなかった。
気が付けばもうお開きのムードだった。

「舞花ちゃん。
ごめんね、私楽しくてつい飲みすぎちゃって。

ちゃんと気を付けて見てれば良かった。」

帰り支度をゆっくりとしていると
花菜が声を掛けてきた。

「花菜さんは飲みすぎ!!」

陽希が不機嫌そうにそう言うと花菜は
申し訳なさそうな顔をしながら

「ごめん。許してくれる?」

っと可愛らしく上目遣いで陽希を
見つめた。
陽希はちょっと照れながら、
でも嬉しそうに

「この後の態度によるかな…。」

と言ってさりげなく花菜の荷物を
陽希が持つ姿を見て舞花は、オトナ男子のカッコ良さを感じていた。