ドキドキ、ドキドキ。
僕は今日から高校生。

新しい制服に、新しい学校生活!!楽しみだけど、少し緊張する。

「ねぇ、涼ちゃん^^」

『涼ちゃんじゃねぇ』

緊張しているのに関わらず、涼ちゃんはツンツンしてる。
このツンデレくん!!

「涼ちゃん、この制服僕似合う?」
『コスプレしてる様に見える』

「ふにゅ!?コスプレ!?」

僕そんなに幼いかなぁ…
やっぱりコスプレかなぁ…

『うん、コスプレ』

「コスプレだなんて…ショック…」
『…大貴』

「…なにさ」

『似合うよ制服…//』

「…えっ?」

『だから似合うって言ってんだろーが!!』

「ふぎゃあぁぁっ!!うるさいなもう!!」

『大貴が上の空になってるからだろ?』

「だからって耳元で言わなくてもいいじゃんか…!!」

『うるさい、ちび。
ほら、学校だぞ』

指差す方向を見ると、大きくて綺麗な建物。

「わぁーっ、綺麗ー☆」

『おぉ…』

「てか、ちびって言うな!!」

『いまさらかよww』

「涼ちゃんもちびのくせに…」

『あ??』

「涼ちゃんもちびのくせにって言ったの!!」

『…ムカつく』

後ろから僕の首に腕を入れられて首閉められてる僕。

「ごめんなひゃい…」

『よろしい』