美香は黙ってしまった。 が 本人なりに理解できたようで 「そうなんですか。じゃああたしはこのあとどうなるのですか。」 「この奈々が来たら美香に自分が人間であることを知らせて、人間界に返すと約束していました。」 「今からあなたは奈々と一緒に本当の故郷である人間界に帰るのです」 「分かりました」 美香が私をみた。 「よろしくお願いします、奈々さん」 「あ、はい。」 彼女は …人間なんだろうか 私が16年前に連れてきた木村美香なんだろうか…?