私はきっとずっと先輩に恋をしていると思う。
毎日一緒にいても、
何年も何十年も側にいても、
先輩のひとつひとつの言葉や仕草に胸を高鳴らせて幸せを噛み締めて…
私は春になって桜が咲く度に思い出すだろう。
あの満開の桜の下で先輩に再会して始まった私達の物語を。
沢山の人に助けられて、
沢山の笑顔と涙を流して、
私達の今があることを、私は忘れない。
「先輩、桜が咲いたら皆で花見しましょ!!」
「そうだな。でも、俺は葵と二人っきりがいいな」
「二人ですか?」
「ああ。だって、皆がいたらキス出来ないだろ?」
先輩は私の耳元で甘く囁いた。
その甘い声に身体中が痺れて、顔が熱い。
「もう!!先輩の馬鹿ー!!」
先輩…
私、どうしようもないぐらい先輩が好きです。
*END*

