「もう絶対に辛い想いさせない。絶対幸せにするから…だから、もう一度俺と付き合って…?」
もう堪えきれなかった。
大粒の涙が次から次へと零れ落ちる。
「葵?返事、聞かせて?」
「…はい…」
嬉しくて、幸せすぎて返事をするだけで一杯一杯だった。
その代わりに何度も何度も頷いて私の気持ちを伝えた。
「はは。泣き過ぎだって」
「だ、だって…ゔれじ、くて…ひっく…」
「…ほら」
先輩は表彰式で貰ったメダルを私の首に掛けてくれた。
首元には先輩から貰った誕生石のネックレスと金メダルが輝きを放っている。
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