ほな、行くでぇーッ!空気振動波紋MAX!
フヨォ~ン
付着!空気濃度調整!・・・よし!
ギャオッ
「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」
ドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバ
「アリーヴェデルチ(ほなさいならや)!」
ドガァーン
おし!決まった!ダメージは目視でもかなりある!
ガシッ
んなに!掴まれた!
グイッ ビィーンッ
アカン!取り込まれた!
「寅珠さん!接触から取り込みまでのタイムラグがある!今!今波紋をヤツの体内に!」
なに!あの質問は!まさかこうなる可能性を見越してかいな!
「オーライ、わかったわ!行くで!肩のスピーカーも取り込んだんを後悔しいや!中から爆ぜてまえ!ボイシズバウト!」
ドビャアァーz_ン
「GOBAHHHHH(ゴバァーッ)!」
おっし爆ぜた!これで終りや!
ドドドドドドドドドドドド
「待った!なんかおかしい!肉片が、肉片が集まってる!ヤツは完全には死亡してない!」
た、確かに肉片が!
「ヤツを完全に滅する手立てはないんか!」
パッ
雲の裂け目から日射しが・・・
「オゴォーッ!」
ゾォパッ
日が当たってた腕が蒸発した!ヤツは紫外線に弱いのか!
「清士郎!紫外線を照射するベアナックルを!」
「もうできてるッ!藤林杏香!コレでヤツを殺れェーッ!」
ガキンッ
「言われなくともなくともさ!サンキュー清士郎!」
「杏香姉ちゃん!ヤツの肉片を少し残しといて!寅珠さんは波紋で肉片を運搬する準備を!」
「よしきた!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
「オラァーッ!」
ドグォーン
「肉片一部残して紫外線を浴びな!」
ボシュゥッ
「恵里菜!オーダー通り一部分だけ残したよ!ん?蒸発してない!石化した!」
「ベネ!これも予測済み!清士郎さん!紫外線を常時出す容器を!寅珠さんは運搬を!」