青木君に
抱きしめられる。


「青木…君…?」


何でだろう…
普通は拒むはず…


だけど…


抱きしめられると、
安心してしまう…


「ごめん…ちょっと
このままで居ていいか?」


どうしたのかな…?
何か、嫌な事でも
あったの…?


放っておけないよ…


「何か…あったの?」


私は、控え目に
聞いてみた。


「…まぁ、な」


やっぱり…
でも、聞くのは
図々しいかな…?


「聞いてくれるか…?」


えっ!!
いいの…?