そして次の日もその次の日も、翔が私を迎えに来ることはなかった。 一緒に帰らない日なんて、お互い休みの日以外なかったもんな。 ………1人で帰るのって、こんな寂しい事だったんだ。 いつも、喧嘩ばっかりだったけどなんだかんだいって楽しんでたんだ、私。 でも今さら寂しくなったって遅い。 …もう、お互いあの関係には戻れない―――――