キーンコーンカーンコーン…。







放課後を知らせるチャイムが鳴り、次々に帰ったり、部活に行ったりする…



クラスメイト達。






中学2年生になって、クラス替えをしたばかりの私には「友達」と呼べる存在が少ない。





中学1年の時の同じクラスの、美織(みお) と 夏美(なつみ)。




この二人が、私の大親友。でもあり、たった2人の友達。







もうすでにクラスの中で友達を作って、お話したり、一緒に帰ったりする人もたくさんいる。





私の周りにも、毎日帰りに話しかけてくる女子たちがいる。




毎日のように私にメモを渡す女子たち。







毎日書かれていることは、こう。