「ちょっと!笹口!
マリアになにしてんの?!」

双葉だ・・・。

「双葉!」
「マリア!?大丈夫?!」

双葉は私に駆け寄ろうとした。

「君もかわいいね。
時澤さんと一緒に
襲われたい?」
「さわらないで!」

双葉はパチンと指を鳴らした。
すると
理子、七海、愛、恋菜ちゃん、
千香、蘭美、拓、西田、七瀬、岸本がいた。

「みんなぁ・・・!」

みんなは口々にいった。

「笹口最悪!」
「ほんとありえない!」
「マリア~!」
「女の子に手を出すなんて最低ですわ!」

みんなは笹口君を突き飛ばした。
妹さんも。

「マリア!大丈夫?」
「愛!」
「小野は?」
「あぁ。」

愛が私の制服を直しているとき
後ろに笹口君が忍び寄っていた。

「お前も襲うぞ~!」

笹口君が愛に飛びのろうとしたとき
拓が笹口君を蹴飛ばした。

「人の彼女になんてことするのかな?」
「拓!!!!」

拓は持っていたほうきで笹口君をたたこうとした。

「ごめんなさーい!」

と笹口兄弟は逃げていった。

「やったー!」

みんなは勝利のガッツポーズをした。